借入額を決める時は「いくら返せるか」を意識しよう

住宅ローンは大きな金額を数十年かけて返済していくもので、いくらまでなら借りられるのか、本当に返していけるのか不安だという方もいらっしゃるでしょう。

今回は賢く返済していくための住宅ローンの組み方のポイントをお伝えします。

 

返済額から住宅ローンの借入額を決めよう

スポンサーリンク

賢い住宅ローンの組み方を考える際、最初に理解しておきたいことが、「いくら借りられるか」ではなく、「いくら返せるか」と考えて資金計画を立てることです。

そこで、いくら返せるかを判断する際には、「退職までにローンを完済できる期間で借りること」、そして「光熱費や維持費を含めて今の家賃と同程度にローンの返済額を抑えること」の2つを満たすよう考えると良いでしょう。

 

借入額は退職時には完済できていると安心

一般的な住宅ローンは、完済時の年齢を80歳程度まで借入期間を設定することができます。

しかし、定年後も現役と同じだけの住宅ローン支払いを続けるのは不安でしょう。そこで、返済期間を考える際は退職までに完済できるよう返済期間を組むと安心です。

例えば、現在の仕事の定年退職が65歳であれば、30歳までであれば35年で組むことができますが、40歳で住宅ローンを組む場合には借入期間25年程度に抑えると良いことになります。

しかし、借入期間を短くするとそれだけ月々返済額も大きくなるため最初に返済期間を決めておくことが大切です。

一方、最初は35年で借りて、10年後、20年後など一定期間ごとに一部繰上返済をするといった計画を立てるのも良いでしょう。

特に若い内は返済期間を短くしたいと考えるあまり、月々の返済額が大きくて家計を圧迫するようであれば本末転倒です。

 

金利を抑えるにはどう考えれば良い?

2つめは、毎月の返済額を、光熱費や維持費も含めて現在の家賃と同程度に抑えることです。

そこで、最初に決めたいことが住宅ローンの金利タイプです。住宅ローンの金利タイプには変動金利と固定金利選択型、全期間固定金利の3タイプがあります。

スポンサーリンク

3つの金利タイプ

住宅ローンには3つの金利タイプがあります。

変動金利は、借入期間中に金利が変動するリスクがあるものの、3つの金利タイプの中で一番低い金利で利用できます。

例えば、みずほ銀行であれば変動金利は最大0.625%で利用することができます。

一方、固定金利選択型は、10年固定など、選択した期間中は金利が固定される金利タイプで、一定期間の安心を買う代わりに変動金利より高めの設定となっています。

みずほ銀行では10年固定は最大0.70%となります。

また、全期間固定金利は住宅金融支援機構のフラット35がその代表ですが、2017年10月の金利は1.08%となっています。

うまく行けば変動金利を選ぶことで最も総返済額を少なく済ませることができますが、返済期間中に金利が上がれば損をする可能性があります。

いざというときに繰上返済できるだけの余裕があるのであれば変動金利を、そうでなければ固定金利を選ぶといった考え方がおすすめです。

 

金利タイプ毎シミュレーション

例えば、借入期間35年、借入額3,000万円の住宅ローンを利用する場合、みずほ銀行の変動金利では返済額が79,544円、10年固定では80,556円となります。

一方、フラット35の全期間固定金利では85,808円と、大きな金額差となっていることが分かります。

ただし、変動金利は常に金利が変動する可能性があり、また固定金利選択型では最初の固定期間終了後、高い金利となる可能性がある点に注意が必要です。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です