頭金0円でも注文住宅を建てられるって本当?

住宅購入に当たって頭金をいくら位いれる必要があるのか不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は頭金について解説します。

低金利の影響で頭金は不要?

家の購入にあたり、頭金として1割~2割程用意しておかなければならないと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、実は頭金は無くても構いません。

昔は住宅ローンの金利が高く、住宅ローンの総支払額が物件価格の2倍となってしまうようなこともありましたが、超低金利時代と呼ばれる現在では昔ほど頭金を用意することのメリットが少なくなりました。

それどころか、借入額の1%が10年間、所得税と住民税から還付される住宅ローン減税のおかげで金利1%を切る住宅ローン商品を選択すると借入額を大きくすればするほどお得になるケースも出てきます。

現在の金利情勢では頭金は少なければ少ない程良いと言えるでしょう。

頭金を入れると良いこともある?

一方で、頭金を入れると良いこともあります。

返済額を抑えられる

頭金を多くすればするほど、住宅ローンの借入額を少なくすることができ、月々の返済額を少なくすることができます。

例えば、フラット35にて1,500万円、35年間借入する場合、以下のようになります(金利は、平成29年5月の最低金利1.06%を利用)。

  • 借入額1,500万円、頭金0円であれば返済額42,763円
  • 借入額1,250万円、頭金250万円であれば返済額35,636円
  • 借入額1,000万円、頭金500万円であれば返済額28,509円

現在の金利水準であれば100万円頭金を多くするごとに、月々返済額を約2,800円少なくすることができます。

返済期間を短縮することができる

また、頭金を多くすることで返済期間を短くすることもできます。

例えば、上記と同じ条件で計算すると頭金0円で借入期間35年、返済額は42,763円ですが、頭金500万円用意することで返済額は42,483円で借入期間を22年に短縮することが可能となります。

年収以上の家も建てられるようになる

別の考え方として、1,500万円の住宅ローンを利用した上で、用意した頭金で家を大きくしたり、外構費用にお金を回したりと家にお金をかけることができるようになります。

頭金を500万円用意できれば総額2,000万円まで、1,000万円用意できれば2,500万円まで使えることになるため選択の幅が大きく広がるでしょう。

なお、親や祖父母から援助を貰えるある場合、受け取ったお金には税金が掛かりますが、住宅購入に限って一定の条件を満たせば700万円(平成28年~32年・省エネ住宅の場合1,200万円)まで非課税となる制度があるため活用を考えてみても良いでしょう。

一方、頭金を少なくした場合のデメリットには、上記メリットの裏返しとして月々返済額が多くなったり、借入期間を長くしないと返済額が長くなってしまったりすることが挙げられます。

他に、住宅ローンの審査にマイナスに働いたり、金融機関によっては頭金が少ない場合金利が高くなってしまったりするケースもあります。

現在の金利情勢ではやはり頭金0円もオススメ

先にもご説明しましたが、現在一定の条件を満たした上で住宅ローンを利用した場合、借入額4,000万円まで、その1%を所得税と住民税から還付される住宅ローン減税という制度があり、金利の低い住宅ローンを利用することで住宅ローンを借りれば借りるほどお得となる状態となっています。

例えば、2017年5月現在住信SBIネット銀行の住宅ローンは10年固定のもので0.61%となっています。

話を簡単にして説明すると1,000万円住宅ローンを借りた場合、金利で61万円支払い、住宅ローン減税で100万円還ってくることになるのです。

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