新築一戸建てに太陽光パネル!どれくらいでペイするの?

新築一戸建ての屋根に太陽光発電システムをつけている家が増えてきています。

ところが、年々太陽光発電システムの売電価格が落ちてきている、という話はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

現在、太陽光発電システムを設置することはお得なのでしょうか?

太陽光発電システムをつけるメリット

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太陽光発電システムをつけるメリットには、以下のようなものがあります。

  • 売電と光熱費削減
  • 災害時の電力利用
  • 節電意識

売電と光熱費削減

太陽光発電システムをつけるメリットで多くを占めるのがこの部分でしょう。

住宅用の太陽光発電システムは、太陽光エネルギーを電気に変えて、生活に必要な電力として使った後、余った電気を電力会社に売ることができます。

太陽光発電システムは太陽のエネルギーの多い時程多く発電します。

家庭内の使用電力がこの発電量を上回るときは、足りない部分を電力会社から買い、使用電力が発電量を下回る時には、余った電力を電力会社に売ることができます。

このように、太陽光発電システムではまず光熱費を削減し、さらにエネルギーを発電した時に電力を売電します。

災害時の電力利用

災害が起こり、電力会社からの電力の供給が停止した場合でも、太陽光で発電した電気は家庭内で利用することができます。

また、太陽光発電システムに蓄電池を加えることにより、昼間に発電した太陽光エネルギーを蓄電池に蓄えて置き、太陽の昇っていない夜間でも電力を使用することができるようになります。

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節電意識

前述のように、太陽光発電システムは、発電した電気を先に家庭内で利用して、余った電気を電力会社に売電することができます。

つまり、家庭内で利用した電気が少なければ少ないほど売電できる量が多くなります。

また、クリーンエネルギーである太陽光を利用することによりエコ意識が生まれる効果もあるのだとか。

このような理由により、太陽光発電システムを設置することで節電意識を高められることも太陽光発電システム設置のメリットです。

太陽光発電システムをつけるデメリット

太陽光発電システムをつけるデメリットには以下のようなものがあります。

  • 設置費用がかかる
  • 発電量が不安定
  • 屋根の形が限定される

設置費用がかかる

当然のことですが、太陽光発電システムには設置費用がかかります。

この設置費用が、だいたい太陽光発電システムを設置して12~3年売電して得られる金額と同程度に設定されているのが一般的です。

価格はもちろん、商品によって異なりますが太陽光発電システムの設置費用の安いものは年数が経つと売電額が減ったり、保証が少なかったりということが多いので注意が必要です。

発電量が不安定

太陽光発電システムの発電量は雨や曇りなどの天気に左右されてしまいます。

特に設置時に住宅ローンや太陽光ローンを組んでいた場合には、太陽光による売電効果がローンの支払いに追い付かず、月々の負担が厳しくなることも考えられます。

ソーラーパネルを多くつければつけるほどこのデメリットが問題になるでしょう。

屋根の形が限定される

新築住宅に太陽光発電システムを設置する場合、設計の段階から太陽光発電システムを設置するのに適した屋根の形にすることになります。

最も効果が高いのは南向きで、片流れの屋根にすることでしょう。

南向きは陽当りも良く、例えば吹き抜けにしたリビングの上に窓を設けて光を取り入れるといった間取りにしづらくなります

太陽光発電の耐久年数とは

住宅用の太陽光発電システムはまだ歴史が浅く、最も古いと言われる太陽光発電システムでもやっと20年を迎えた程度です。

企業毎、設備毎に異なりますが一般的にはソーラーパネルの耐久年数が20~30年程、パワーコンディショナの耐久年数は10~15年程となっているようです。

太陽光発電はペイできる?

住宅用の太陽光発電システムは、高い時には10年間、48kwhで売電することができたのですが、平成29年度には30円/kwhまで落ちています。

平成29年度にの売電価格では太陽光発電システムを設置しても、初期費用をペイできないと思われがちですが、実は、太陽光発電システムの設置費用は売電価格の高い頃と比べると半額程になっており、しかも性能も高くなっています。

それでも売電価格で太陽光発電システムの価格は完全にペイできるわけではないので災害時の対応や節電効果などのメリットも含めて考慮するようにしましょう。

赤字にならないために気をつけることとは

太陽光発電システムは、基本的には10年~15年程で初期費用をペイできるように設計されています。

太陽光発電システム設置により、赤字となるのは出力が低下してしまった場合や、10~15年経つ前にシステムが故障してしまった場合でしょう。

そのため、購入時に各企業毎の出力保証と機器保証を確認しておくことが大切です。

主要太陽光発電システムメーカーの保証内容

主要太陽光発電システムメーカーの保証内容は以下の通りです。

モジュール保証 周辺機器保証 出力保証
東芝 無償 10年~

25年保証

10年~15年保証 10年公称最大出力90%
有償 20年保証 15年保証 20年公称最大出力80%
パナソニック 無償 20年保証 15年保証 20年公称最大出力72%
無償 25年保証 15年保証 25年公称最大出力72%
シャープ 無償 10年保証 10年保証 10年公称最大出力90%
有償 15年保証 15年保証 15年公称最大出力85%
京セラ 無償 10年保証 10年保証 20年公称最大出力72%
ソーラーフロンティア 無償 20年保証 10年保証 20年公称最大出力85%
カナディアンソーラー 無償 25年保証 10年保証 25年公称最大出力80.2%

一部、  初期費用を非常に安く提供されている太陽光メーカー等もありますが、こうしたメーカーは出力保証が低かったり、無かったりします。

国産メーカーの1/2~2/3程の初期費用で設置できたとしても、例えば5年間で出力が60%程度に落ちてしまっても保証がないようであれば赤字となってしまう可能性は高いでしょう。

太陽光発電システムは初期費用ではなく、保証内容も含めた長期で検討することで、赤字となってしまうリスクを排除することができるでしょう。

まとめ

太陽光発電システムは、現在は売電価格が低くなってしまっていますが、その分機器の価格も安くなっています。

とはいえ、太陽光発電システムの機器代を完全にペイできるほどではないため、売電価格以外のメリットや、保証内容などしっかり比較検討した上で導入を決めると良いでしょう。

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