住宅ローンの制度や金利

固定期間選択型金利の金利の再選択に注意?特徴と注意点を解説

固定期間選択型金利は10年固定金利や5年固定金利など、期間を指定して、その期間だけ固定される金利タイプです。

固定期間選択型金利は変動金利とフラット35など全期間固定金利の良いとこ取りをした金利タイプですが、実は利用者にとって見えづらい注意点もあります。

 

 

固定期間選択型金利はどういう決まりがある?

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固定期間選択型金利は最初に選択した期間だけ固定し、その後は変動金利になるか、再度固定期間を選択するか選択します。

全期間固定するフラット35と、半年に一度金利の見直しのある変動金利とのミックスタイプだと言えます。

↓フラット35についてはこちら

http://s-gmlab.com/2017/07/31/flat35/

変動金利と全期間固定金利(フラット35)のミックスってどういうこと?

固定期間選択型金利の固定期間は2年、3年、5年、10年、15年などの期間が用意されており、固定期間が短い程金利の設定が低くなっています。

固定期間選択型金利では、最初に選んだ固定期間が過ぎた後はもう一度固定する年数を指定するか、変動金利に移行します。

金利は変動金利よりは高いものの、全期間固定金利よりは低く、後に変動するリスクはあるものの最初の数年間の金利の変動リスクを避けることができます。

最初の固定期間終了後、再度固定金利を選択する方法を金利の再選択と呼びますが、金利の再選択では注意しなければならないことがあります。

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金利の再選択時は金利の優遇が少ない

実は、住宅ローンを組む時の最初の金利には大きな金利優遇がついていることが多いです。

例えば、基準金利が3%のところ優遇幅2%で10年固定を1%で借りられる、という風にしています。

ところが、金利の再選択時にはこの大きな優遇幅が使えません。

最初の借入時に比べて金利優遇幅が小さくなってしまうのです。

例えば、10年後の基準金利が現在と変わらず3%であっても優遇幅が1%であれば10年固定を2%で借りることになります。

 

金利の優遇を考えると変動金利の方がお得

固定期間選択型金利では最初に選択した固定期間が過ぎた後に、金利の再選択をすると金利優遇幅が小さくなりますが、これは最初の固定期間終了後変動金利を選んだ時も同じです。

例えば、基準金利2.8%の変動金利であれば、最初から変動金利を選んでいれば2%の優遇を受けられ、0.8%で利用することができます。

しかし、固定期間選択型金利を選んだ後変動金利に移行すると最初の大きな優遇幅が受けられません。

最初から変動金利を選んでいれば、金利の変動が無ければ0.8%で利用できるところ、同じ基準金利でも1.8%(優遇幅1.0%の場合)が適用されることになってしまうのです。

 

固定期間選択型で繰り上げ返済を活用しよう

固定期間選択型金利を選んだ場合には、繰上返済を活用することが大切です。

例えば、最初に10年の固定金利を選んだ場合には、金利の優遇幅が大きい期間にお金を貯めて期間が終わるタイミングで繰上返済をすると、金利が低く、期間中は変動リスクのない固定期間選択型金利の良いところを有効活用できます。

↓繰上返済はこちらから

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まとめ

変動金利は金利が低く魅力的であるものの、金利の変動リスクが不安。

数年間だけでも金利を固定でき、金利も低い固定期間選択型金利が魅力的に映る事もありますが、金利の再選択等には注意するようにしましょう。

もちろん、上手に使えばお得となることも多い金利タイプです。

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