注文住宅について

注文住宅の間取りで考えるべき4つのポイント

注文住宅で完全自由設計であれば、自分の要望を全て入れることができますが、逆にどこから手をつけて良いか分からないという声も良く聞きます。

そこで、今回は注文住宅で間取りを作る際に考えておくべき4つのポイントをお伝えします。

 

 

注文住宅の間取りの4つのポイント

注文住宅で考えなければならないことは多岐に渡りますが、ここでは4つのポイントに絞ってお伝えします。

  • 陽当りに関して
  • 収納に関して
  • 耐震性や断熱性に関して
  • 家相に関して

 

陽当りに関して

間取りを考えるにあたり、最初に「リビングの陽当りを良くしたい」という声を良く聞きます。

そのため、リビングを南面に近い方角に配置することが多いのですが、当然ながら全ての部屋を南面に配置することはできないため、リビングと続きで和室が配置されている場合等には和室の陽当りを諦めざるを得ない、といったことになります。

また、土地の形によっては希望があってもリビングを南に持ってこれないこともあります。

隣地ぎりぎりに建物が建っていて1階に光が差し込まない場合等は2階にリビングを持ってくることも考えられます。

 

陽当りと外観

あまりに陽当りを優先しすぎると、道路から見た住宅の見た目が格好悪くなることがある、ということも考えておく必要があります。

例えば、陽当りの悪い北側にはお風呂や洗面所など水廻りを配置することが多いですが、道路から見える面に水廻りがあると、格子のついた小さな窓が住宅の顔となります。

「外観より生活のしやすさ」と考えているのであれば構いませんが、外観も格好良く仕上げたいのであれば、どちらか一方を選ばざるを得ないこともあることもあります。

 

収納に関して

最近の新築住宅ではタンスなどは不要で収納が充実していることが多いです。

実際に「収納の多い家にしたい」という意見をよく耳にします。一般的に、収納の量は全体の床面積の10%程度あると良いと言われています。30坪の住宅であれば3坪(6帖)前後の収納があれば良い計算となります。

4LDKの住宅であれば各部屋に1帖ずつ収納を設け、主寝室に2~3帖のウォークインクローゼットと、玄関に1帖程度のシューズクロークを設けると6帖~7帖の収納量となります。

 

収納の配置

収納量と併せて考えたいのが収納の配置です。

最近ではキッチン周りにパントリー(食品庫)を設けることが増えています。また、日々の家事の中で掃除機や入浴時のバスタオル、着替え等の収納がちょうど良い場所に配置できるかどうかも大切です。

また、そもそもの考え方として各部屋に収納をつけるのではなく、全員で共有できる大きな収納を設ける場合もあります。

 

耐震性や断熱性に関して

最近では多くの住宅会社で耐震性や断熱性、気密性の高い住宅が採用されていますが、性能面にこだわりたいのであれば間取についても工夫が必要です。

 

耐震性の高い間取り

建物の間取りは正方形に近い方が耐震性が高く、凹凸が多いと耐震性は低くなってしまいます。また、壁を少なくしたオープンスペースは見晴らしが良いですが、工法によっては耐震性が下がってしまいます。

この辺りも陽当りと外観の関係と同様、耐震性を取るのか普段の生活を取るのか優先順位をつけておく必要があるでしょう。

 

断熱性の高い間取り

断熱性・気密性の高い住宅にして、快適に過ごしたいのであれば性能だけでなく間取りにも注意が必要です。

昔の住宅程影響は大きくないですが、やはり吹き抜けやオープンスペースを設けると空気が動いてしまい、空調の効力が薄くなってしまうことがあります。

どうしても吹き抜けを設けたい場合はシーリングファンを付けて空気が部屋全体に行きわたるようにするなど工夫すると良いでしょう。

 

家相に関して

最近では家相を気にする方も少なくなってきましたが、ご両親やご親戚などに家相に詳しい方がいる場合もあるでしょう。

家相に関しては、必要最小限のところだけでも気を付けておくと無難です。

 

必要最小限の家相の知識

家相では、一般的に鬼門(北東)と裏鬼門(南西)、宅心(中央)にトイレとキッチン、玄関を配置することが良くないとされています。

特に玄関を鬼門(北東)に配置しないということはどこかで耳にした、と言う方も多いでしょう。

その他、仏壇を設ける場合は南側や東側等縁起の良い方向を向かせ、仏壇の2階に当たる部分は踏まないような間取りにするのが良いです。

 

まとめ

注文住宅は全て自分で決めていくため、考えなければならないことはたくさんありますが、多くの人が気にすることというのはある程度共通しています。

まずは今回お伝えした4つを参考に間取りを考えてみると良いでしょう。